義母が娘に色んなオヤツを与えている。
それは分かっている。
でも預かってもらっているし、その他の関係上、文句なんか言えない。
同居している以上そういうのは仕方ない事だとも分かっているから。
ある日、夕方娘にお菓子を渡したついでに私にまで義母はお菓子をくれた。
マシュマロの中にフルーツのジャムが入っているお菓子。私はまだ、そのてのお菓子は娘に与えていない。チョコレート単体も、大人が食べるスナック菓子も、与えてない。別にあげても良いんだろうけど、何となく糖分塩分が凄そうな気がして。
もらったマシュマロ菓子を部屋で娘に食べさせてみたが、吐き出して食べなかった。
その日の風呂上がりの面会終了時、義父に抱っこされた娘の手にはまた同じ菓子があった。
内心「どうせ食べないのに…」って思いながらも
口では「あら〜また今日も良いものもらって来とる〜」。
娘を私に渡して、義父が一階へ降りて行った。
その直後、私は用事を思いだしそのまま一階のリビング向かいの玄関へ降りた。
リビングのドアはいつも通り開いたまま。
義父がしゃべり始めた。
「あのお菓子、取り上げられたんじゃないのか?」
凄く嫌みっぽく聞こえた。
義母が「あぁ〜大丈夫。夕方あいちゃんにも渡しといたから。」と淡々と自信満々な雰囲気。
義父「そうか。」
その「取り上げられる」って言い方どうなんですか。
親が我が子の食べ物管理したらダメなんですか??
だいたい取り上げたりしませんから!!
そりゃ確かに食べて吐き出したりすると食べるの止めさせたりします。
というか、私が食べさせなくても、私の知らない所であなた方が食べさせてるんだろうから。
義母が予防線をはるために私にもお菓子を渡していたんだと分かって、計算して今までそうしてたんだと分かって、改めて義母がいやらしく思えた。
やっぱりあの人は曲者だ。
私が目の前に来ている事に気付かず話していた義父母。
私に気付いて物凄く慌てた。訳が解らない事言い出して笑ったりしてました。私は無表情無言で二階へ戻りました。
もう笑えませんでした。
慌てるって事は、その会話は私に聞かれたら困る「黒い会話」だったんだろうし。
忘れられません。
私、シツコイんでずっと覚えてます。