昨日、バイトが終わり着替えて帰ろうとしたら、お客さんがレジでCさんに何かを尋ねていた。他にもレジ待ちのお客さんが1人いた。
Cさんは、帰ろうとしている私を見つけて、その尋ねているお客さんを私にふってきた。
そのお客さんは、おじいちゃんだった。
歩くのもとてもゆっくりで、耳も遠くなっていて、何度も聞き返してくる。何をお求めですか?と聞くと「DVD」と言う。
おじいちゃんもDVDを観るのか!達者なおじいちゃんだと感心して、売り場に案内をした。DVDの売り場に行く途中、Hな写真集の棚の前でおじいちゃんが立ち止まった。
「おぉ〜おじいちゃん、Hな写真集に驚いてるんだね」と、おじいちゃんが来るのを待った。
DVD売り場に居る私の所へようやくおじいちゃんが来て、これがDVDかと眺めている。
どんなものを探してるんですか?と聞くと、何も答えない。
おじいちゃん、韓国の映画のコーナーでサイコスリラーもののDVDを手に取った。そのパッケージには、何かに怯えているチェジウの鎖骨部分から上が載っている。服を着ていないように見えるものでした。
ここで私は「ん?」と思ったんです。Hな写真集への興味といい、この衣服を身に着けていないように見えるチェジウに反応した事といい…。
もしや…と思いながらも、再びどんなのを探しているのかと聞くと、少し口ごもりながら「映画」とだけ答える。
私「日本のが良いですか?外国のがいいですか?」
おじいちゃん「外国の」
洋画のコーナーでおじいちゃんはエイリアンを手に取りました。気持ち悪い生き物が出てきますよ!と言うと、それは駄目だと棚に戻した。
また「どういうのがいいですか?」と聞くと
「セックスシーンが…」
きた〜〜〜〜!やっぱりおじいちゃんHなの探してたのね!!!
アダルトコーナーに案内して、お役御免で私は帰りました。
しかし、ああいうアダルトビデオとかって「映画」じゃないよなぁ
おじいちゃんには刺激が強すぎるんじゃないかなぁ
セックスシーンが多い外国の映画を買いたかったのに、グロいセックスシーンばっかりのアダルトDVDを買ってしまったのなら、おじいちゃん可哀想だ。